初めてご来店いただいた時の髪の状態がこちら。
去年の１０月です。
当時、ホームカラーしたりカラー専門店に通われていて、
初めて行ったサロンで縮毛矯正をかけて、
このような状態になりました、、、。
部分的に細く弱い髪が混在している髪です。
ビビりの状態は細く弱った部分に多くみられます。
原因は普通に薬剤が強すぎたのと、
カラーの影響を考えていないためだと思います。
カラーのダメージは目に見えづらいため、
初回の施術は自分は特に気をつけています。
縮毛矯正をかけたりパーマをしなければ一気にこのようにはなる可能性は少ないですが、
髪内部のダメージはあると言うことになります。
もちろん髪質によって変わりますよ。
怖いので自分はカラーの施術はかなり見直しています。
既存のお客様の髪の状態は把握できているので、
この状態になるのは少ないかと思いますが、
一回一回の施術を大事にしています。
１度修正を挟んでいますが、
完璧にはごまかせず、
３ヶ月後に癖の関係上１度、縮毛矯正をかけています。
でもそのときには、
髪の状態をまだ把握できておらず、
くせののびが少し甘かったです。
修正部分の真上の部分の矯正だったので、
薬剤を強くは設定できなかったためです。
単純にパワー不足。
追い打ちをかける可能性も十分ありましたので、怖かったです。
それから３ヶ月。
↓
Before
半年間は白髪は気になりますがカラーをやめていただき、
カラートリートメントで過ごしていただいます。
根元付近は完全に 新生毛です。
前回の反省も踏まえて慎重に施術します。
毛先まで統一間を出したかったので、
非常識な薬剤を塗り分けていきます。
毛先はかなり減力しています。
premium 縮毛矯正
アルカリ量を増やして、調整しています。
あとはLamb油！最近すごく使います。
after
表面はまたチリチリした髪が混在していますが、
丁寧にカットして、なるべく無くしていきます。
半年前に比べてかなり状態よくなりました。
お客様の努力のおかげです。
※これはダメージが消えた訳ではなく髪内部にはダメージ部分が混在しています。
１回の施術でこんな大変なことになるなんて思いませんよね！？
時間も費用もかかりますし、普段の施術は本当に大事になります。
僕の周りの美容師さんはみなさん気にしてますが、
考えないで仕事している人もいます。
これは事実です。
安いからいい〜高いからいい訳ではないです。
ちゃんとお客様と髪と向き合って仕事する美容師を選んでくださいね。
Before After
Lamb油の付け方は気をつけてくださいね！
salon info
田園都市線 用賀駅 南口徒歩２の美容室。
S-エス-
hair designer 関 尚志
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